杜牧
「多情は却(かえ)って似たり総(すべ)て無情なるに」 →深い情愛は感じないこと・つれないことに似ている
「唯(た)だ覚ゆ尊前(そんぜん)笑いの成らざるを」 →ただ酒の壺を前にして笑うことができずにいるのに気づくだけである。
「蠟燭(ろうそく)心有り還(ま)た別れを惜(お)しみ」 →ろうそくにも心があって別れを惜しみ
「人に替わりて涙を垂れて天明に到(いた)る」 →私に代わって涙を流し夜明けを迎えた