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江南春

杜牧

書き下し文・現代語訳

「千里鶯(うぐいす)啼(な)いて緑紅に映ず」
→千里に広がる土地で鶯が鳴き、木々の緑と花の紅が映えている

「水村山郭酒旗の風」
→水辺の村里や山辺の村里では居酒屋の旗が春風になびいている

「南朝四百八十寺」
→南朝の時代に多くの寺が建てられた

「多少の楼台煙雨の中」
→多くの高い建物が、煙るようにふる雨の中にある