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漢文:画竜点睛 [2025/02/06 19:03] – 削除 - 外部編集 (不明な日付) 127.0.0.1 | 漢文:画竜点睛 [2025/02/08 11:25] (現在) – ↷ 画竜点睛 から 漢文:画竜点睛 へページを移動しました。 seiya | ||
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+ | # 画竜点睛 | ||
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+ | ## 書き下し文・現代語訳 | ||
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+ | 「張僧繇(ちょうそうよう)は、呉中の人なり。」 | ||
+ | →張僧繇は、呉中の人である。 | ||
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+ | 「武帝仏寺を崇飾するに、多く僧繇に命じて之に画(ゑが)かしむ。」 | ||
+ | →武帝は仏寺を立派に飾り、多くを僧繇に命じてこれに絵を描かせていた。 | ||
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+ | 「金陵の安楽寺の四白竜は、眼睛を点ぜず。」 | ||
+ | →金陵の安楽寺の四匹の白竜には、瞳を描かないでいた。 | ||
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+ | 「毎(つね)に云(い)う、睛(ひとみ)を点ぜば即(すなわ)ち飛び去らん。」と。」 | ||
+ | →常に言うことには、「瞳を描くならば、ただちに飛び去ってしまうだろう。」と。 | ||
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+ | 「人以(もつ)て妄誕(もうたん)と為(な)し、固(かた)く之を点ぜんことを請(こ)ふ。」 | ||
+ | →人々は、でたらめだと思い、強くこれを描くことを求めた。 | ||
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+ | 「須臾(しゅゆ)にして雷電壁を破り、両竜雲に乗り、騰去して天に上る。」 | ||
+ | →たちまち雷が壁を破り、ニ匹の竜は雲に乗って、躍り上がって天に昇った。 | ||
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+ | 「二竜の未だ眼を点ぜざる者は、見在(げんざい)す。」 | ||
+ | →ニ匹の竜でまだ瞳を描いていないものは、現在もある。 | ||